2019年12月02日
「Dining Kitchen Genie」Vol.99
クチコミでリピーター続出
手作りの味が温かいダイニング
最近、佐賀市郊外にも話題の店が増え始めたらしく、車を走らせること30分。佐賀平野に囲まれた住宅街に今まで見たことのなかったホワイトベースのオシャレな外観を発見!江北町の『Dining Kitchen Genie』だ。
今年7月にオープンしたばかりなのに、ランチ時から女性客をメインに満席状態が続く。吹き抜けのアメリカンカジュアルな空間に、キュートな雑貨や花、有田焼の器…などセンスの良さが一目で伺える。晴れて温かな日はテラス席で一服できるスタイルも新しい。
扉を開けると、オーナーの藤瀬仁美さんと2人の女性スタッフが明るく出迎えてくれた。高校で調理を専門に学び、地元江北町の焼き鳥屋『串源』で13年間修業、念願の店を実家の跡地に開店させた藤瀬さん。「カフェじゃないです。居酒屋です!」とキッパリ。その豊富なメニューを見れば明らかだ。和食からピザ、パスタ、一品ものは数えきれない。夜はアルコール類も充実していて、オリジナリティにあふれるメニューはすべて、藤瀬さん一人の考案によるものと聞いて驚いた。 基本は“地産地消と手作り”。地元の農家から仕入れた旬の食材を、時間をかけて丁寧に調理する。ランチの定番『佐賀牛ハンバーグおろしタマネギソース』は、白石産のタマネギをじっくり炒めた甘辛ソースが、外側はカリッと、中はふわふわに焼き上げたハンバーグに絡んで、思わず顏がほころぶ。ごはんは「さがびより」を使用、ふっくら炊き上げたピカピカ米粒がお茶碗の中で立っている!スープも野菜の出汁がしっかり効いていて、身体にスーッとしみ込んでいく優しい味わいだ。
金曜日20食限定のランチ『佐賀牛牛すじカレー』は火曜の夜から牛すじ、カレーを煮込み3日間かけてつくると言う。藤瀬さんのこだわりが詰まった『Dining Kitchen Genie』。アクセス抜群の江北町には県内外から客が訪れるという。休みがほとんどないという藤瀬さん。「お客様の笑顔を見れば疲れは吹っ飛びます」とニッコリ。クチコミでリピーター続出なのもおおいに納得した。
DATA
■住所 佐賀県杵島郡江北町山口1802 MAP
■TEL 0952-97-7745
■営業時間 11:30~14:30OS/17:30~22:30OS
■店休日 水曜日、第四火曜日
■駐車場 あり
■席数 34席(カウンター・テーブル・個室・テラス)
■カード使用 不可
■喫煙 可
■Menu 【ランチ】
■鱈のフリッター 佐賀産れんこんの黒酢あんかけ
■揚げなすのゴマダレ&ゴマカンパチ
(どちらも小鉢・サラダ・ごはん・スープ付きで1,100円)
■えびとほうれん草のグラタン(サラダ・バケット・スープ)900円
■全粒粉のホットドッグ(サラダ・スープ)800円
■フライドポテト&オニオンリング580円
★金曜日限定 牛すじカレー(サラダ付き)900円
※+100円で鶏ごぼうごはんに変更可能
+350円でデザートセットに
【一品もの】
サーモンととびっこのカルパッチョ800円/生ハムとクリームチーズトマトサラダ750円/ありたどりの唐揚げ 黒酢ねぎソース750円/トマトとモッツアレラのマルゲリータ800円/佐賀牛 牛すじトマト煮込み(バケット付き)900円/ありたどりセセリ焼き(かぼすごしょう)650円/ミートグラタン680円/カルボナーラ700円/とりごぼうおにぎり(2個)400円 ほか多数
【デザート】
ベルギーチョコアイス350円/きなこと黒豆アイス450円/フレンチトーストバニラアイス添え550円 ほか
【ドリンク】
生ビール400円~/日本酒(鍋島・能古見・天山など)800円/ワインボトル2,000円~/カクテル各種580円/ソフトドリンク280円/コーヒー350円 ほか
取材:森泉敦子
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