佐賀クチコミグルメ

2023年10月03日

「E.A.D(イー・エー・ディー)」Vol.131

食べて、そして、飲んで。
E.A.Dで非日常にちょっとトリップ

『食事イメージ』

 駅が一新し、街中に高いビルが建ち、しゃれた路面店が並ぶ昨今の佐賀。でも昭和感漂う雰囲気のある通りは、ちょっと脇道に入れば健在だ。あった、やっぱり“ザ・都会の隠れ家”が。佐賀駅南口から徒歩で約10分。飲食ビル2階にある『E.A.D』だ。
 昔ながらのビルの階段をドキドキしながら上がると、開放的なテラスが。ガラスの扉を開けると、ダンディーな山下健オーナーと明るい笑顔の梶原禎夫シェフが待っていた。

『プオムライス』

 呉服元町で『KEN’S BAR』を営む山下さんが店をオープンしたのは2020年12月。「コロナで夜の営業だけじゃ成り立たなくて。生き残るには昼働くしかないと(笑)。それで感染対策を万全にした店を作ったんです」。
 ウッディな雰囲気の中、陽の光が降り注ぐ大きな窓。元からあったレンガの壁にアーチ型のすりガラス。ダクトや配管などがむき出しになった高い天井…。最新のインダストリアルデザインで統一された空間は、外からは決して想像できないオシャレさだ。でも同時に落ち着きを感じるのは…。「ヴィンテージとかアンティークは色あせないのが魅力。でもおしゃれ感もあるでしょ」と山下さん。そして、どこか外国のカフェに入った気分にもなる。そうNYのブルックリンのような。

 驚くのは空間だけではない。ホテルや数々のレストランで修業を積んだ梶原さんから繰り出される、美食の数々。イタリアンをメインに、和・洋・中、スイーツ…その美味しさはもちろん、盛り付けの美しいこと!ランチ時は携帯のカメラ音が鳴りやまない。

 ランチ時はOLさんや主婦、ディナー時は、お酒をたしなむ男性客やカップル客が多く、昼間からアルコールを楽しむお客さんもいて、思いおもいにそのひと時を満喫している。
 カウンターには無数の酒瓶が並び、「全部本物ですしね。カクテルは無限に作れますよ」と語る山下さんの横で、「お酒に合った料理も何でも作れますよ」と笑う梶原さん。まさに無敵な2人!だが、「すべてはお客様に喜んでいただくため。美味しかったよ、また来るねの言葉がどれだけ嬉しいことか」と優しい表情で声をそろえた。

『カレー』
『チーズケーキ』


店内店内
店内店内

DATA

■住所:佐賀市駅南本町4-24 MAP
■営業時間:(平日)ランチ11:30~15:00/ディナー17:00~22:00(土日祝)11:30~22:00
■TEL: 0952-97-7081
■店休日:火曜、第1月曜・火曜
■席数:テーブル席32席・カウンター7席・テラス席12席
■駐車場:ありなし(※近隣のコインパーキングをご利用ください)
■キャッシュレス対応:
■喫煙 テラス席のみ(※ペット可)
■Menu:
【LUNCH】※ミニサラダ、スープ付き
■本日のランチプレート980円
■白いオムライスランチ1,250円
■特製生パスタランチ
(サーモンとキノコのクリームパスタ、アラビアータ~ふわふわチーズのせ など)1,350円~

【おつまみ】※全680円
アスパラのチーズ焼き/タコとジャガイモのガリシア風/バジルポテトサラダ/合鴨のスモーク/紅茶鴨のパストラミ/クリームチーズの生ハム巻き/ハラミの炭火焼き/ハーブ鶏の香草パン粉焼きプレート ほか

【アヒージョ】
カマンベールと自家製ドライトマトのアヒージョ/キノコと魚介の白いアヒージョ/牡蠣とフレッシュトマトのアヒージョ ほか1,420円~

【サラダ】
自家製ドレッシングの季節のサラダ800円/野菜スティック770円/バーニャカウダ自家製アンチョビソース1,320円 ほか

【DESSERT】
バスクチーズケーキ450円/生チョコモンブラン1,200円(セット+300円)/フルーツソフトクリームサンデー680円~/北海道ソフトクリーム320円~/スイーツセット660円~/ドリンクセット220円~ ほか※期間限定デザートもあり
※各種パスタ、ピザ、米料理、肉・魚料理あり
※ドリンク(各種お酒)多数
※コースメニューあり
※テイクアウトあり(オードブルも対応)
※価格は税込
※いずれも原材料高騰により、現在の価格から値上がりする可能性があります。

外観外観

いろんな体験を思いおもいに楽しんで☆

Instagram : https://www.instagram.com/eadsaga/

  

Posted by さがファンショッピング  at 13:01スイーツカフェレストラン居酒屋・バー洋食

2021年12月08日

「居酒屋 わらべ」Vol.120

父子それぞれの想いを料理で表現
鹿島代表の居酒屋、ここにあり

『エビチリ・エビマヨ ハーフハーフ』1,000円
 佐賀南部の鹿島市は、昨今「酒蔵ツーリズム」で全国的に人気のエリアだ。あの「鍋島」と聞いたら、ピンとくるだろう。『居酒屋 わらべ』は町の中心にある。オーナーシェフの鶴田将和さんは、地元で喫茶店を営む父の背中を見て育った。子どもの頃は店が遊び場で、中学生になると厨房で調理の手伝いもした。高校生の時は料理人になると決め、卒業後すぐに福岡の日本料理屋で修行時代に入った。

『山芋鉄板』700円
 20数年前、道路の整備事業により、店は立ち退きを余儀なくされる。折しも時代は居酒屋ブーム。町にはチェーン店が立ち並んだが、地方の鹿島にはまだなく、目をつけた父が一念発起し、土地購入から店舗設計まですべて行い、居酒屋メニューもイチから研究した。やがてクチコミで昔の客だけではなく、新規の客も集まり、一躍人気居酒屋へと成長した。
 福岡の名店を転々としながら、腕を磨いていた将和さん。休日には父を呼び、食べ歩きを楽しんだ。父はそこでヒントを得て、メニューに取り入れた。現在、人気のもつ鍋も鹿島では先駆け的存在である。父親に憧れ、後を継ぐなんてすばらしいなと感心していると、「父とはぶつかることもしばしばありました」と苦笑いする将和さん。新しいことに挑戦したい息子と現状を守りたい父のスタイルが一致しない。そんな中、コロナ禍に巻き込まれ、店を抜本的に変えることとなり、父は息子にすべてを任せ店を去った。

『ごまかんぱち』700円
 「大変な時期でしたが、あれが父の優しさだったのかな」と将和さんは振り返る。33歳で帰郷し、40歳になった今、自分の作りたい料理ではなく、客が望む料理を作ること、鹿島の地域性に合わせた店づくりを行うことが一番大切だと心から理解できる。狭い町だから、と客同士が鉢合わせしないよう、店内は半個室にし、客の要望でメニューも増やした。鹿島の地酒もすべて楽しめるとあって、最近では舌が肥えた年輩客も多いという。将和さんのこだわりの料理に、父が守ってきたホスピタリティー。父子2人で作り上げた唯一無二の居酒屋に、今夜も笑顔があふれる。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 鹿島市高津原3934-6 MAP
 ※JR肥前鹿島駅から徒歩10分・代行サービスあり
■営業時間 11:30~14:00(ランチ)/18:00~24:00
■TEL 0954-62-9107
■店休日 日曜
■駐車場 あり
■席数 50席(カウンター・テーブル・座敷…すべて半個室)
■カード使用
■喫煙 外に喫煙スペースあり
■Menu
【ランチ】(平日のみ)
Aランチ定食700円
(サバ塩焼小、チキンカツ、エビマヨ)
Bランチ定食700円
(サバ塩焼大、豆腐サラダ、小鉢)
※ごはんの量変更可能
※コーヒはセルフサービス

【おすすめ一品】
真ほっけ900円・やきとり皮3本450円~・鶏天からしポンズ800円・カキのアヒージョ900円・イカのアヒージョ1,000円、コリコリミミガーポン酢380円・カキフライ850円・肉にゅうめん700円・和牛ロースステーキ(200g)2,700円 ほか

【刺身】
本日のお刺身880円・タコ刺し550円・鶏刺し(タタキ)780円・馬刺し(赤身・霜降り・レバー・ユッケ・ふたえご・たてがみ)950円~ ほか

【一品もの・サラダ】
チキン南蛮880円・からあげ880円・おまかせ串カツ盛り850円・イカとキノコのバター焼き770円・チキンカツおろしポン酢850円・揚げ出し豆腐(餅)550円・焼き山芋480円・イカしゅうまい750円・豚肉と野菜のせいろ蒸し880円・海鮮サラダ660円・シシリアンサラダ800円・和牛カルビーあぶりサラダ850円 ほか

【ごはんもの】
馬ユッケ丼1,100円・海鮮丼990円・シシリアンライス880円・エビフライカレー780円・玉子雑炊550円・肉うどん750円・冷ざるうどん550円 ほか
ふわふわ出汁巻玉子700円・炙りチャーシュー580円・牛スジと野菜の和風煮込み650円 ほか

【肉・鍋もの】
牛サガリステーキ(200g)1,800円・鶏もも塩焼き880円・牛タン塩焼き980円・和牛ホルモン焼き1,100円・牛すじの煮込み760円・わらべのもつ鍋(1人前)1,250円 ほか

【ドリンク】
鹿島・佐賀の地酒各種(鍋島・能古見・蔵心・光武・幸姫・竹の園 ほか)500円~

※テイクアウトメニューあり(ランチ時はお弁当)

外観

おトクすぎるポイントカードをぜひご利用ください☆

Instagram : https://www.instagram.com/warabe2020/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 10:58和食居酒屋・バー魚介・海鮮料理定食焼き鳥洋食

2021年11月01日

「あぶり家 壱町(いっちょう)」Vol.119

地元のファンと創り上げた
唯一無二のカジュアル和風居酒屋

『海老とホタテのバター醤油』850円
 佐賀の地方では毎月、当番制で親睦会を開催する三夜待という文化がまだ色濃く残っている。地域の人々はとにかく集まって飲食するのが好きなイメージがあるが、そこで一役買っているのが『あぶり家 壱町』である。

『本日の刺身盛り合わせ』一人前1,000円~
 オーナーの福田蔵人さんが白石町に帰郷したのは14年前。実家の酒屋が傾きかけ、解決策に、とフランチャイズのラーメン店を酒屋の倉庫を改装して開店した。気軽に入れる店として繁盛したが、わがままな地元客が望むのは“お酒も飲めて、いろいろ食べられる店”。そこで福田さんはFC本部に内緒でこっそり酒を出し、居酒屋料理を作り始めたという。

 「ラーメン屋なのに昼も夜も宴会でしたよ」と笑う福田さん。その間、FC本部がつぶれ、酒屋の建物の老朽化により、大幅改善を迫られた。そこで2018年1月、今の店が誕生した。
 酒屋併設の広々とした店内はカジュアルながら、カフェのような雰囲気。当初は人件費削減のためメニューは焼肉のみ。幅広い客層を狙ったが、地元客が離れていったという。

『味しみ大根のアツアツ竜田』600円
 「そこで居酒屋メニューを出すと、こんなちゃんとした店でラーメン屋と同じものを出すのかとお客さんから叱られて」と再び苦笑する福田さん。しかしそれが店の飛躍の大きな原動力となった。厨房に元ホテルシェフの川﨑準一さんをスカウト。経験豊富な川﨑さんが仕入れから調理、盛り付けまですべて担当することで、店を一新した。すると女性客の心をつかみ、徐々に地元客もついてきた。

『殻付き生牡蠣 フレッシュレモンとポン酢を添えて』2個580円
 メニュー名だけで喉が鳴る創作料理は見てワクワク、食べて満足するものばかり。試食に写真の3品をいただいた。調理法は焼く、揚げるとシンプルだが、旬の食材に絶妙に絡むソース、芯まで染み入った出汁の味に驚く。そして食材そのものの新鮮さ!生牡蠣を口にした時はスタッフ一同、うなってしまった。
 「これから敷地内にバーやカフェを作りたい。ここを“ひとつの町=壱町”にできれば」とピンチをチャンスにしてきた福田さんが底抜けに明るい笑顔で夢を語ってくれた。今後は『あぶり家 壱町』を地元客の憩いの場だけにはしておけないだろう。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 杵島郡白石町戸ケ里1826-1 MAP
■営業時間 17:30~22:30OS
※テイクアウト受付 14:00〜17:30、受取 17:00〜20:00
※予約状況によりご希望時間に添えない場合がございます
■TEL 0954-65-3157
■店休日 水曜
■駐車場 あり
■席数 カウンター5 テーブル3 座敷6 個室2(座敷・個室は全て掘りごたつ式)
■カード使用
■喫煙 不可 外に喫煙所あり
■Menu
【前菜・小鉢】
枝豆ペペロン380円・クリームチーズチャンジャ400円・イカ月見なっとう450円・クリームチーズ味噌漬けクラッカー添え680円 ほか
【刺身】
本日の刺身盛り合わせ1,000円~・天使のエビカルパッチョ900円・馬刺し1,100円・牛ミノ炙り刺し800円 ほか
【焼魚・煮魚】
ブリカマの塩焼き850円・鯛のアラ炊き900円 ほか
【サラダ】
カリカリごぼうサラダ700円・生ハムと温玉シーザーサラダ700円 ほか
【焼物・温菜】
ふわふわ出汁巻玉子700円・炙りチャーシュー580円・牛スジと野菜の和風煮込み650円
ほか
【肉・鉄板】
赤身の肉厚ガッツリステーキ1,500円・牛ホルモン鉄板850円・牛タン塩ネギまみれ1,000円・手ごねハンバーグ880円 ほか
【麺類】
ちょいがけカレー550円・豚骨ラーメン/とり塩ラーメン600円・おまかせパスタ880円・肉うどん650円 ほか
【揚げ物】
和風炊き長芋の唐揚げ650円・マキシマムにんにくフリッター450円・チーズのカリカリ棒450円・豆腐と野菜の揚げ出汁500円 ほか
【コース料理】
焼肉コース/和食コース3,000円~
※飲み放題(2時間制)コース併用 2,000円、単品 2,200円
※コース予約、鉢盛り(5,400円〜)に関しましては原則、前々日までのご予約でお願い致します
(上記金額は全て税込表示の記載)

外観外観
外観外観

『豚骨一丁』のラーメンもあります!〆にどうぞ☆

HP : https://aburiya-iccho.com/
Instagram : https://www.instagram.com/kuracho0325/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 13:46和食居酒屋・バー魚介・海鮮料理佐賀ラーメン弁当・仕出し

2021年10月01日

「蛮屋~BANYA~」Vol.118

ランチ・カフェ・居酒屋なんでもアリ
栄養と優しさたっぷりのお母さんの味

『お魚定食』1,000円
 敷地内に屋台風の建物とこじゃれたコンテナの小屋が隣り合わせになっている。不思議な雰囲気を醸し出している店には、昼はサラリーマンが列をなし、夜には女性から年輩まで幅広い客が訪れる『蛮屋~BANYA~』。なんと40周年を迎える地域の顔だ。
 まずそのメニューの数に驚く。定食、ランチ、焼き鳥、居酒屋、テイクアウトとズラリ。しかもすべてがボリューム満点だ。厨房を預かるのは女性マスターと知りさらにビックリ。

おさかな定食鮮魚刺身
 栄養士の資格を持つ末次嘉寿弥(かずみ)さんが、父親の営む店を手伝い始めたのは20年前。脱サラして店を手作り、黙々と焼き鳥を焼く父の背中を見て育った。その父が体調を崩した時「この店を残したい」と短大卒業後、両親のもとで修行を積んだ。しかし若い末次さんの夢は“女性が一人でも楽しめるカフェ風の店”。8年前にコンテナを隣接し、工夫をこらして、昼と夜に対応できるようさまざまなスタイルの座席を手作りでもうけた。

『オムライス御膳』1,000円
 「でも、男性客の方がほとんどなんですよ」と笑う末次さん。一番人気の『お魚定食』をいただけば納得だ。日替わりの魚は目利きの父親が、柳川や大分から仕入れる。この日のイサキの煮付けは薄味で上品。丁寧な調理が味に表れている。カンパチの刺身もプルップルで弾力があり、鮮度の高さがすぐわかる。ごはんも粒が立って、漬物だけでも食べられそう。まるでお母さんがつくったような滋味深く優しい味なのにボリューミーな定食。女性客にもぜひ知ってもらいたい!

 クオリティーの高い定食を満喫していると、「実はカフェタイムをつくりたいんですよ」と末次さん。最近、カウンター席をつくった。女性客とコーヒーやスイーツを楽しみながらおしゃべりがしたい…コロナ禍だからこそ夢をかなえるチャンスが来た、と準備中だ。
 親子で営む『蛮屋~BANYA~』。一度聞いたら忘れない店名の意味は、家族中誰も知らないという。昼、カフェ、夜と大忙しの日々になるのももうすぐだろう。期待が膨らむ。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市大財5-8-12 MAP
■営業時間 <火曜~金曜>ランチ:11:30〜14:00/居酒屋・お食事:17:00~22:00
<土日祝>15:00~22:00 ※コロナ禍対応で変わるのでHPをチェックしてください
■TEL 0952-24-6518
■店休日 月曜
■駐車場 あり
■席数 30席 ※コロナ禍対応
■カード使用 カード不可、PayPay可
■喫煙
■Menu
【ランチ】
★サラダ・小鉢・みそ汁・ごはん付き
唐揚げ定食・チキン南蛮定食・みつせ鶏親子丼定食880円
ジャンボエビ&カニコロ定食1,000円
ホルモン鉄板定食1,280円

★鮮魚の一品・サラダ・小鉢・みそ汁・ごはん付き
お魚定食・お肉の定食1,000円

★鮮魚の一品・サラダ・小鉢・パイスープ・ごはん付き
パイスープ付きランチ(焼きカレー御膳・オムライス御膳)1,000円~ ほか

【軽食・単品】
やきそば650円・チーズピザ600円・チーズオムレツ620円・山芋鉄板800円・蛮屋ぞうすい530円・たまごチャーハン550円・ごはん&みそ汁セット400円・ごはん&パイスープセット680円 ほか

【テイクアウト】
唐揚げ弁当500円・やきそば600円・チキン南蛮弁当600円・カレーライス600円 ほか
※夜は居酒屋メニューになります(みつせ鶏の焼き鳥ほか一品料理多数)

外観外観

テイクアウトは注文を受けてからつくります☆

LINE : https://page.line.me/602hzqgn?openQrModal=true
HP : https://banya1982.amebaownd.com/
Instagram : https://www.instagram.com/banya.saga/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 17:00和食カフェレストラン居酒屋・バー定食弁当・仕出し洋食

2021年02月08日

「洋風バル サガんチーノ」Vol.112

佐賀中心街に今日も元気な風が吹く
感染気にせず本格イタリアンを堪能

『今月のアヒージョ』各800円
 佐賀が元気だ。しかも今までになかったオシャレな店が、コロナ禍に続々と登場している。昨年9月に開店したのは『洋風バル サガんチーノ』。出迎えてくれたのは、マスク姿が惜しい、イケメンシェフの鈴木淳さん。

『US産スペシャルステーキ』上・1,300円・『スペシャルコースセット』7種・4,000円
 鈴木さんは元々、『サガんチーノ』の姉妹店『焼鳥さくら』の常連客。そしてチェーンの洋食屋に勤務し、全国で腕を鳴らしてきた。『焼鳥さくら』を経営する幹部から、話を持ちかけられたのは昨年の1月頃。新しい洋食店をつくろうと、鈴木さんが抜擢されたが、時代は間もなくコロナ禍に突入。しかし、その話はずっと生きていた。
 「全国300店規模の大手飲食店で勤務しているので、コロナでもさほど影響なはい。40歳になり、安定した生活も送れ、家族もいる…」と大いに悩んだという鈴木さん。そんな彼を後押ししたのは奥さまの「楽しいこと、好きなことをしたら?」の一言だった。

『野菜たっぷりぶっかけチーズフォンデュ』900円
 幹部の熱い思いを受けて約半年間、メニューづくりを徹底した鈴木さん。本格イタリアンに加え、こだわったのはドリンクだ。ドイツから仕入れた珍しいノンアルコールワインを始め、フルーツを使った見た目にもオシャレなドリンクには客から感嘆の声が上がる。「コース料理もアルコールが入らない分、料理を増やしてほしいというご意見も多いんですよ」。
 店にパーテーションを設置するなど、感染対策を万全に期してのオープン以来、にぎわいを見せていたが、再度コロナ波の到来。しかし夜のメニューを昼でも楽しめるように、営業時間を変更した。「活気がないと嘆くより、活気を作る側になりたい」と意気込む鈴木さん。全国転勤にも終止符を打ち、「出身地の山口と似た匂いがする佐賀が大好き」と笑う。
 実は鈴木さん、若い頃は大阪で声優の仕事をしていたそう。当時かけ持ちしていたバイトの一つが、飲食業界への入り口となったとんかつ屋だったという。なるほど、店よし、料理よし、声よしの三方よし?女性客が多いのもおおいにうなずける。いや、グルメなお一人様男性客も多いともいう。これは食べにいってみないと。

『ハニーレモンサングリア』右・500円


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市白山1-2-21 MAP
■TEL 0952-23-9990
■営業時間 11:30~21:00OS、~22:00
■店休日 月曜
■駐車場 近隣にコインパーキングあり(※会計時、駐車券提示で割引あり)
■席数 60席
■カード使用
■喫煙 不可
■Menu
【Food】特製ハンバーグプレート1,200円、チキンハーブパン粉焼きプレート1,200円、王道マルゲリータピザ900円、今月のパスタ赤・白1,000円、唐津産カキのグラタン450円、ムール貝の白ワイン蒸し550円、舌平目のムニエル1,000円 ほか
【Drink】ビール・ワイン・サワー・ソフトドリンク450円 ※飲み放題2時間1,800円 ほか
【Take Out】※受付21時まで
スペシャルコースセット(7種)4,000円、サラダ(生ハム・シーザー・地中海)各400円、ローストビーフ500円、今月のパスタ赤・白1,000円、ピザ(マルゲリータ・やみつきニンニクのハッスルピザ)1,000円、チキンバー&ポテトフライ500円 ほか
※すべて価格は税込

外観外観

テイクアウトはお電話でご予約くださいね☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 11:44カフェレストラン居酒屋・バー弁当・仕出し洋食

2020年11月05日

「レストランバー かんじんかなめ」Vol.109

ランチから深夜まで、食べて、飲んで
同業者も一目置く隠れ家的ごはんバー

『オリジナルオムハヤシ』(730円)
 行ってみないとわからない。『さがファンクチコミグルメ』も本当にクチコミだけで109回目。特に、横の繋がりが強い佐賀のクチコミ飲食店には“ウソはつけない”という想いがベースにある。さて、今回の『レストランバー かんじんかなめ』さん。佐賀市の中心部、656広場(むつごろうひろば)の横にある。入口はよく見る定食屋の門構え…、しかし、扉を開けると、えっ、ええっ?
 まさにうなぎの寝床。外からは想像できない広々とした一軒家だ。ウッディ感あふれ、梁がむき出しの高~い天井、2階に上れば三角屋根の遊び心をくすぐられる屋根裏的スペースが。店の奥には落ち着いたバーカウンターもあり、一体何屋さん?といった雰囲気。

選べる鉄板プレート 680円
 ランチから深夜までの営業時間に豊富なメニュー。グルメサイトを見るとチェーン店と見間違うほどだが、実は厨房で腕をふるうのはたった1人。オーナーシェフの百﨑学さんは中学卒業後から飲食業界一筋というベテラン中のベテランだ。「回転すしを食べて、寿司屋になりたい」と廻らない寿司屋の扉を15歳で叩いたというのだから面白い。縁あって、寿司屋ではなく和洋食の繁盛店で6店舗修行し、8年前に独立した。

じっくり煮込んだとろ~りタンシチュー 1,260円
 「料理は美味しいのはもちろん、スピードです」と調理とホール、両方こなす百﨑さん。 名物の鉄板メニューも時短意識から生まれた。どんなに忙しくても手作りにこだわり、それは定番のハンバーグを食べればわかる。肉汁がジュワ~ッ、タマネギのシャキシャキ感がたまらない。聞けばタマネギは炒めずに生のまま種に入れてこね、隠し味にホワイトソースを少し入れるそう。
 またオムハヤシも一味違う。卵とライスを混ぜ、それを焼く。普通、卵とライスの間に半熟の空気があるが、一体感のある食感だ。しかもお米一粒一粒に卵がふわっとコーティングされているよう。百﨑さんの技術でしか表せない逸品だ。

 創意工夫であふれる定食屋であり、居酒屋でもあり、バーでもある『かんじんかなめ』。 夜は営業を終えた飲食の同業者が、締めのご飯を食べによく訪れるという。「さながら深夜食堂ですよ」と笑う百﨑さん。やはり横の繋がりが証明しているホンモノのお店だ。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市呉服元町2-29 MAP
■TEL 0952-25-5684
■営業時間 11:30~14:00(ランチタイム ※土日休み)/18:00~翌3:00(火曜~木曜、日・祝日)
■店休日 月曜
■駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
■席数 69席(テーブル、カウンター、個室あり)
■カード使用 不可
■Menu
【ランチ】
■組み合わせ自由!!選べる鉄板プレートランチ1,000円(ライス・サラダ・スープ・ドリンク付き ※おかわり自由)
ハンバーグまたはチキンステーキ+エビフライ・白身フライ・串カツ・メンチカツ・唐揚げ・カニクリームコロッケ

【ごはんもの】
牛すじカレー(トッピング多数)580円~/スパゲッティ各種780円/ふわとろオムライス・オリジナルオムハヤシ・野菜たっぷりシシリアンライス730円~/ミックスピザ780円/フランスパンのココット焼き500円 ほか

【鉄板料理&名物ハンバーグ】
サイコロステーキ980円/ガーリックチキン580円/せせりの塩ダレ鉄板500円 ほか
ハンバーグ(180g)680円/ジャンボハンバーグ(400g)1,380円(セットメニュー・トッピングあり)ほか

【一品料理】
女性人気!ぷりぷりサクサクエビマヨ780円/ふわふわチーズオムレツ650円 ほか揚げ物・おつまみ・サラダ多数

※ドリンク・デザートメニューあり
※価格は税別

【テイクアウトメニュー】
ハンバーグ弁当、油淋鶏弁当、鶏テリヤキ弁当600円、ステーキ弁当1,000円(税込)

外観店内

宴会やコース料理、何でもご相談を☆

取材:森泉敦子

  


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2020年06月05日

「駅前ワイン食堂BIBI」Vol.104

気分は駅前ヨーロピアン!
こじゃれたバルで気軽にワインを

本日の前菜盛り合わせ(1,680円)
 灯台元暗し、駅前にこんなに本格的なバルがあるなんて。しかも大通りに面したスペースにテラス席付き。久々につぶやきたくなった。ここはイタリア?いや佐賀です。
 車社会・佐賀、気が付かぬまま通り過ぎることも多々。オープンして6年目の『駅前ワイン食堂BIBI』ではサラリーマンをはじめ、男女半々の割合で日々にぎわっているという。コロナ禍が収束しつつある、初夏の1日。笑顔が眩しいイケメン衆が出迎えてくれた。

 「ワインを知らない佐賀人の入り口になれば」と語るのは、実家が肉屋で飲食店4店舗を経営する代表の吉富大介さん。店は地酒バー、炉端焼き…とタイプは違うが、コンセプトは“今まで佐賀になかった店”。新しいモノが根付きにくいと言われる佐賀の地で、「町の活性化につなげたい」と店も名前や内装を変えるなど、常に進化に挑むチャレンジャーだ。

豪州産(タスマニアビーフ)牛サーロインのグリル(180g・1,580円)
 コロナの影響で打撃が続いているが、店内はいたって明るい。お酒を一滴も飲めない元バーテンダーで店の運営を担う城高次さんの接客、シェフに抜擢され初めてワインを知ったというメインシェフ・樋口隆弘さんの生み出す一皿にファンも多く、週末はテラス席で昼間からグラスを片手に、なんて光景も見られるように。ヨーロピアン気分が青空の下で正々堂々と味わえるこの開放感!しかも世界各国、日本のワインが赤・白、常時20種類。ワインがグラス500円、フリードリンク2,500円とは、破格値すぎでは…。

 肉はもちろん素材は佐賀県産にこだわり、ワインとのマリアージュを最大限に引き出すメニューづくりを心掛けているという。コロナの収束を願うばかりだが、大好評のテイクアウトにワンコイン弁当など今までにない可能性も見出し、手応えを感じていると皆さん。
 ちなみに『駅前ワイン食堂BIBI』や他の店舗にはすべてこっそり佐賀弁を混ぜているそう。BIBI…?佐賀愛も感じられる、オシャレな駅前スタイル、新しい日常に取り入れてみては?


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市駅南本町6-7 MAP
■TEL 0952-20-0819
■営業時間 11:30~13:30OS/17:00~23:30OS
■店休日 不定休
■駐車場 なし
■席数 42席(カウンター・テーブル)
■カード使用
■喫煙
■Menu
【ワイン】
グラスワイン500円、フリードリンク(120分飲み放題)2,500円 ※ボトル3,000円~
【前菜】
フレッシュトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ450円、オリーブの3種盛り400円、生ハム・パルミジャーノのシーザーサラダ880円ほか
【メイン】
佐賀産有田鶏の香草焼き1,000円、佐賀牛のグリル1,680円ほか
【パスタ・リゾット・ピザ】
揚げ茄子のボロネーゼ1,100円、ゴルゴンゾーラのクリームリゾット、トマトソースとゴーダ&モッツァレラ950円
【おつまみ】
チーズ各種390円~、盛り合わせ1,000円、ドライイチヂクとクリームチーズ500円ほか
【週替わりランチ(サラダ・スープ・パンorライス付き】
パスタランチ850円、気まぐれランチ950円、ハーフ&ハーフランチ980円

■テイクアウト■(15:00~20:00)
前菜の盛り合わせ(6種・2~3人前)1,800円、晩酌セット(前菜の盛り合わせハーフと赤・白のカップワイン付き)1,500円

※前菜、メイン、パスタ、ピザほか、店内メニューもテイクアウト可能

外観

パーティーご予約大歓迎☆

取材:森泉敦子

  

Posted by さがファンショッピング  at 11:12居酒屋・バー

2020年04月06日

「炭火 もも焼き専門店 ぢどりや 焔」Vol.103

本場宮崎以上の“地鶏のもも焼き”!
佐賀・鍋島に全国各地からファンが集結

炭火もも焼き(980円)
 「とにかく鶏のレバ刺しを食べてん!そいから、もも焼き。もうほかじゃ食べられんよ」。
…との佐賀グルマンの熱いメッセージを受けて訪ねた『ぢどりや 焔』。佐賀市中心部から車で20分ほど、郊外の鍋島町にある。
 外観は入りやすい居酒屋風だが、扉を開けると木目を基調としたシックな店内。「大人が楽しめる店にしたかったんですよね。若い子たちがただワイワイ盛り上がるのが苦手で…」と率直に語るのは、店主の大野優介さん。

あぶりレバ刺し(780円)
 大野さんいわく、行き当たりばったり人生。高校卒業後、美容師等さまざまな仕事を経験しつつ、日々のモチベーションを支えていたのは、特に焼き物系の食べ歩き。宅急便の仕分けと居酒屋のWワークをしていた時、先輩から「焼鳥屋でもやれば?」と鶴の一声。ノリで焼鳥屋の店長を紹介してもらい、30代前半、3年後に独立すると覚悟を決めた。

 食べるのが大好きな大野さんは特に宮崎の地鶏のもも焼きにハマった。休みがとれると宮崎に出向き、ひたすらもも焼きを食べまくったという。「もも焼きはシンプル。素材、焼き方、味付け、の塩梅で店の個性が出るし、客も好き嫌いが出る」。
 店に通ってはカウンター越しから、オーナーに焼き加減を学び、一方、個人の畜産農家を訪ねるなど、熱心に研究。2015年3月オープン時には、個人のおばあちゃんが営んでいる畜産農家にずいぶんお世話になったという(今は故人)。現在は佐賀県産の地鶏を使用。地元の人はもちろん、出張客にも人気の店に。
本場・宮崎からわざわざ家族連れで訪れるリピーターも多いという。

イベリコ豚バラ串(220円)、牛サガリ串(300円)
 「そもそも、宮崎に通うのがキツくなって、おいしいもも焼きを地元で食べられたらいいな、って思った始めた店なんで…」と謙虚に語る大野さん。九州のもも焼き業界の間ではかなり有名みたいだ。鮮度が一番、本場さながらのもも焼きがメインだが、客のリクエストで居酒屋メニューがどんどん増えて行った。でもあくまでもスタンスは「ぢどり専門店」。
「自分の舌と感覚のみでやっていますね」と語る感覚派の大野さんと、カウンターでおしゃべりするのも一興。顔出しNGということで残念だが、イケメン!ノリよし。楽しいひと時が過ごせそうだ。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市鍋島3-5-15コスモ壱番館1F MAP
■TEL 0952-33-1344/080-1731-4234
■営業時間 18:00~24:00OS
■店休日 不定休
■駐車場 6台
■席数 30席(カウンター・小上がり)
■カード使用
■喫煙
■Menu
■炭火もも焼き980円(通常の約1.8倍のビックサイズは1,380円)■各串モノ100円~■店主おまかせ串盛り350円 ■温玉のせシーザーサラダ(2~3人前)580円 ■あぶりレバ刺し780円 ■赤鶏の湯引き刺し680円 ■朝引き鶏のとりワサ580円 ■エビとアボカドのわさびマヨ和え580円 ほか
【宴会プラン】
2,500円~3,500円(※飲み放題・2時間は+1,500円)
【揚げ物】
■とりハラミの唐揚げ480円 ■砂ズリの天ぷら400円 ■大根の唐揚げ400円 ほか
【ご飯・麺】
■とり釜めし750円 ■とりぞうすい580円  ■とりガララーメン580円 ほか
【ドリンク】
■生ビール500円~ ■焼酎グラス400円~、■地酒400円~(天山・超辛口等)■ワイングラス400円/ボトル2,000円 ■ソフトドリンク250円 ほか

外観

いろんなプラン、やっています☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 14:13居酒屋・バー焼き鳥

2020年03月04日

「居酒屋 兜野(かぶとや)」Vol.102

これこそ究極の“映え”メニュー!
インパクト抜群の兜焼

兜焼カンパチ(900円)、鯛(800円)
 出てきたのは目がギョロッと光る、魚の頭。 魚好きには大好物とされ、しかもコラーゲンたっぷりという部位だが、ほとんどの人は手を出さないのではないだろうか。
 店主の立部誠一郎さんが『兜野』をオープンしたのは2018年3月。外はカリッと中はフワッと、水蒸気と熱風によるスチームコンベクションという調理法で仕上げた、この名物料理!現在、同じく人気メニューとして双璧をなす、『鉄板ハンバーグ』も同じスチームレンジで調理をしているという。

『鉄板ハンバーグ』900円
 「魚をメインにお客様がつくってと言われる料理をすべて出せる店をつくりたかったんです」と少年のような表情で笑う立部さん。『兜焼』も鮮魚店に勤める同級生から「頭はいくらでもあるけん、出さんね」という軽い一言がきっかけで、魚の頭は捨てるものという常識の逆発想から生まれたメニューだ。

 小料理店に勤める母の背中を見て育ち、ボスであるマスターに憧れていた立部少年。高校の野球部の仲間たちに料理をふるまった。部活が終わった後は、小料理店で母と一緒に厨房に立ち、マスターの包丁さばきをひたすら見て、調理を学んだ。「いずれマスターのようにカッコいい料理人になりたい」と夢がふくらみ、高校卒業後、企業に就職し社会勉強をしながら、夜はバーで接客の技を磨いた。
 20代前半で「あえて一番難所とされる日本料理から始めたい」と寿司屋に弟子入り。ただでさえ厳しい世界だったものの、「振り返れば、いつも二足のわらじ状態だったんですよね」と立部さん。レストランと寿司屋、魚屋と居酒屋…とひとつのジャンルにしばられることなく、一日中懸命に腕を磨いた。

『シシリアン丼』(サラダ・みそ汁付き)750円
 店名の「兜」は愛する息子たち、「野」は今も続けている大好きな野球を想ってつけたという。『兜焼』も最初は驚いていた女性客たちが、携帯を取り出して写真を何枚も撮った後、おいしいおいしいと豪快にかぶりつく姿を見るのが楽しい、と立部さん。魚料理専門店でもあり、居酒屋でもあり、レストランの要素もある。「日常の中で驚きと、『兜野』に来ればなんでも好きな料理が食べられるという安心感。そんな存在でありたいですね」


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市中央本町7-8 MAP
■TEL 080-1768-5929
■営業時間 11:30~13:30OS/17:30~23:00OS
■店休日 日曜
■駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
■席数 30席(カウンター・テーブル・小上がり)
■カード使用
■喫煙
■Menu 【ランチ】
■海鮮丼1,300円 ■ステーキ丼1,300円 ■海鮮ユッケ丼850円 ■野菜カレー丼800円 ■鳥天丼650円 ■茶そば600円 ほか
【魚】
■刺身盛り合わせ(2人前~)1,600円~ ■海鮮カルパッチョ1,000円 ■ホッケ焼き900円 ほか
【サラダ】
■豆腐サラダ600円 ■ジャコサラダ550円 ほか
【焼き物】
■ネギ塩牛タン700円 ■牛カルビ焼き900円 ほか
【一品もの】
■チキンステーキ800円 ■ホルモン鉄板700円 ■牛すじ煮込み700円 ■だし巻き卵600円 ■揚げだし豆腐500円 ほか
【揚げ物】
■鶏唐揚げ600円 ■ちくわ磯部揚げ450円磯辺揚げ450円 ■にんにく丸揚げ400円 ほか
【麺】
■塩焼きそば(温玉のせ)700円 ■茶そば650円 ほか
【デザート】
■アイス各200円 ■ミニたいやきアイス添え300円
※おつまみ、おにぎりなどサイドメニュー多数
【ドリンク】
■生ビール500円~ ■焼酎グラス500円~、ボトル2,000円~ ■地酒500円~ ほか

外観

2時間半飲み放題コースは4,000円から☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 18:30和食居酒屋・バー魚介・海鮮料理定食

2019年12月28日

「本格炭火焼ダイニング 焼人 義」Vol.100

旬のレアな食材が楽しめる
こんな佐賀平野にポツンと一軒家?

『朝引きのありた鶏による刺し盛り』
 最近、江北づいているクチコミグルメ。記念すべき100回目!もザ・口コミによる『本格炭火焼ダイニング 焼人 義』。広がる佐賀平野に煙を吹き出す一軒家。まさに開けた隠れ家だ。江北町には地元愛者が多いと聞くが、『さがファン』新担当もその一人。

『江北かしわめし』のお茶漬け 450円
 主のよっしーこと江口義唯さんは、スポーツの町として力を入れている江北町の顔のような存在。バスケで国体選手に選ばれ、スポーツ推薦で神戸の大学に入学。在学中に、レストランバー「グリーミー」でアルバイトをしたことがきっかけで、調理やカクテル作りにハマり、レストランバーでの修行を経て地元へ。江北町の『炭火焼焼鳥 泰平』で腕を磨き、2017年夏に独立。同町内でダイニングバーも経営している。

 なぜ、平野のど真ん中に店を?との質問には「串を焼くと香ばしい匂いがどこまでも広がっていくじゃないですか。宣伝しなくていいいと思って」とニヤリ。実際、近くの小学校まで匂いが流れ、教員たちや子どもたちの親もこぞって店に通っているという。
 『焼人 義』はただの炭火焼のお店にあらず、何と言ってもその創作とレアな食材が特長だ。鹿児島産のダチョウの刺身や、うなぎやさんまの魚串、わさびシュウマイ串にサーモンタルタル串…。手羽先は1本1本骨を抜いて焼くなど細かいところもこだわっている。

『焼き鳥』
 地元・江北町を応援したいという想いから始めた店だが、スポーツ振興活動やミニバスのコーチ、選挙活動の応援、はてはリポーター、ライターなどその活動は幅広い。同業の飲食店オーナーが集まり、益城など地震の被災地に炊き出しに行くなど、とにかくアクティブだ。

 その顔の広さで、各地に出向き旬でレアな食材を仕入れ、よっしーさん流の創作料理で客たちを驚かせる。彼らは「今度来たら、あれを食べよう」とまた決めて帰るという。必然的にリピーターが増え、子連れのママからお年寄りまで客層は幅広い。アクセスの良さから、町内外からファンが来店するんだとか。今年中には店を増床し、鉄板焼きやしゃぶしゃぶも手がけたいというよっしーさん。地元愛の強さが、味にあふれているのだろう。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀県杵島郡江北町山口1016-1 MAP
■TEL 0952-65-1298
■営業時間 18:00~23:30OS
■店休日 不定休
■駐車場 あり
■席数 35席(カウンター7席・テーブル8席×2・個室座敷×3最大20名まで)
■カード使用 不可 ※PayPay使用可
■Menu 【串もの】※価格は税別表記です
鶏串100円~/豚串150円~/野菜串100円~/魚串・うなぎ400円、さんま300円/創作串・サーモンタルタル串300円/エビ巻きバジル串300円/わさびシュウマイ串250円
【炭焼】
和牛ステーキ1,200円/おへそのまちの豚カルビ850円/季節の魚500円~/焼明太400円ほか
【揚物】
義唐揚げ600円/ネギダレ手羽600円/さつまチーズボール揚げ500円ほか
【刺身】
ずり刺600円/地鶏たたき800円/盛り合わせ(1人前)1,200円~/馬刺しユッケ980円ほか
【一品】
和牛すじの煮込み680円/にんにくアヒージョ450円/つくね揚げポン500円/牛ハツスモーク980円ほか
【鉄板】
伝説のもやし炒め380円/特製ブタキム600円/山芋鉄板650円/トマトチーズ鉄板700円ほか
【鍋】
牛タンしゃぶ鍋(2人前)2,980円/和牛すき焼き鍋(1人前)2,500円/豚ミルフィーユ鍋800円/海鮮火鍋1,500円/鳥ちゃんこ鍋1,000円ほか
【ごはん・麺類・汁もの】
江北風そばめっし600円/義リアンライス600円/紅生姜チャーハン500円/義クッパ500円/タイ風焼そば600円/田中畜産牛肉店さんのとってもおいしーいカレー980円ほか
【ドリンク】
生ビール500円/グラスワイン500円/日本酒600円~/焼酎ボトル2,000円~/カクテル各種500円/ソフトドリンク300円/デザート(アイス)350円 ほか

外観

裏メニューもたくさん!聞いてください☆

★Instagram
https://www.instagram.com/p/BkSGRNOgv6E/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 10:57居酒屋・バー焼き鳥