佐賀クチコミグルメ

2021年12月08日

「居酒屋 わらべ」Vol.120

父子それぞれの想いを料理で表現
鹿島代表の居酒屋、ここにあり

『エビチリ・エビマヨ ハーフハーフ』1,000円
 佐賀南部の鹿島市は、昨今「酒蔵ツーリズム」で全国的に人気のエリアだ。あの「鍋島」と聞いたら、ピンとくるだろう。『居酒屋 わらべ』は町の中心にある。オーナーシェフの鶴田将和さんは、地元で喫茶店を営む父の背中を見て育った。子どもの頃は店が遊び場で、中学生になると厨房で調理の手伝いもした。高校生の時は料理人になると決め、卒業後すぐに福岡の日本料理屋で修行時代に入った。

『山芋鉄板』700円
 20数年前、道路の整備事業により、店は立ち退きを余儀なくされる。折しも時代は居酒屋ブーム。町にはチェーン店が立ち並んだが、地方の鹿島にはまだなく、目をつけた父が一念発起し、土地購入から店舗設計まですべて行い、居酒屋メニューもイチから研究した。やがてクチコミで昔の客だけではなく、新規の客も集まり、一躍人気居酒屋へと成長した。
 福岡の名店を転々としながら、腕を磨いていた将和さん。休日には父を呼び、食べ歩きを楽しんだ。父はそこでヒントを得て、メニューに取り入れた。現在、人気のもつ鍋も鹿島では先駆け的存在である。父親に憧れ、後を継ぐなんてすばらしいなと感心していると、「父とはぶつかることもしばしばありました」と苦笑いする将和さん。新しいことに挑戦したい息子と現状を守りたい父のスタイルが一致しない。そんな中、コロナ禍に巻き込まれ、店を抜本的に変えることとなり、父は息子にすべてを任せ店を去った。

『ごまかんぱち』700円
 「大変な時期でしたが、あれが父の優しさだったのかな」と将和さんは振り返る。33歳で帰郷し、40歳になった今、自分の作りたい料理ではなく、客が望む料理を作ること、鹿島の地域性に合わせた店づくりを行うことが一番大切だと心から理解できる。狭い町だから、と客同士が鉢合わせしないよう、店内は半個室にし、客の要望でメニューも増やした。鹿島の地酒もすべて楽しめるとあって、最近では舌が肥えた年輩客も多いという。将和さんのこだわりの料理に、父が守ってきたホスピタリティー。父子2人で作り上げた唯一無二の居酒屋に、今夜も笑顔があふれる。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 鹿島市高津原3934-6 MAP
 ※JR肥前鹿島駅から徒歩10分・代行サービスあり
■営業時間 11:30~14:00(ランチ)/18:00~24:00
■TEL 0954-62-9107
■店休日 日曜
■駐車場 あり
■席数 50席(カウンター・テーブル・座敷…すべて半個室)
■カード使用
■喫煙 外に喫煙スペースあり
■Menu
【ランチ】(平日のみ)
Aランチ定食700円
(サバ塩焼小、チキンカツ、エビマヨ)
Bランチ定食700円
(サバ塩焼大、豆腐サラダ、小鉢)
※ごはんの量変更可能
※コーヒはセルフサービス

【おすすめ一品】
真ほっけ900円・やきとり皮3本450円~・鶏天からしポンズ800円・カキのアヒージョ900円・イカのアヒージョ1,000円、コリコリミミガーポン酢380円・カキフライ850円・肉にゅうめん700円・和牛ロースステーキ(200g)2,700円 ほか

【刺身】
本日のお刺身880円・タコ刺し550円・鶏刺し(タタキ)780円・馬刺し(赤身・霜降り・レバー・ユッケ・ふたえご・たてがみ)950円~ ほか

【一品もの・サラダ】
チキン南蛮880円・からあげ880円・おまかせ串カツ盛り850円・イカとキノコのバター焼き770円・チキンカツおろしポン酢850円・揚げ出し豆腐(餅)550円・焼き山芋480円・イカしゅうまい750円・豚肉と野菜のせいろ蒸し880円・海鮮サラダ660円・シシリアンサラダ800円・和牛カルビーあぶりサラダ850円 ほか

【ごはんもの】
馬ユッケ丼1,100円・海鮮丼990円・シシリアンライス880円・エビフライカレー780円・玉子雑炊550円・肉うどん750円・冷ざるうどん550円 ほか
ふわふわ出汁巻玉子700円・炙りチャーシュー580円・牛スジと野菜の和風煮込み650円 ほか

【肉・鍋もの】
牛サガリステーキ(200g)1,800円・鶏もも塩焼き880円・牛タン塩焼き980円・和牛ホルモン焼き1,100円・牛すじの煮込み760円・わらべのもつ鍋(1人前)1,250円 ほか

【ドリンク】
鹿島・佐賀の地酒各種(鍋島・能古見・蔵心・光武・幸姫・竹の園 ほか)500円~

※テイクアウトメニューあり(ランチ時はお弁当)

外観

おトクすぎるポイントカードをぜひご利用ください☆

Instagram : https://www.instagram.com/warabe2020/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 10:58居酒屋・バー魚介・海鮮料理定食焼き鳥洋食

2021年10月01日

「蛮屋~BANYA~」Vol.118

ランチ・カフェ・居酒屋なんでもアリ
栄養と優しさたっぷりのお母さんの味

『お魚定食』1,000円
 敷地内に屋台風の建物とこじゃれたコンテナの小屋が隣り合わせになっている。不思議な雰囲気を醸し出している店には、昼はサラリーマンが列をなし、夜には女性から年輩まで幅広い客が訪れる『蛮屋~BANYA~』。なんと40周年を迎える地域の顔だ。
 まずそのメニューの数に驚く。定食、ランチ、焼き鳥、居酒屋、テイクアウトとズラリ。しかもすべてがボリューム満点だ。厨房を預かるのは女性マスターと知りさらにビックリ。

おさかな定食鮮魚刺身
 栄養士の資格を持つ末次嘉寿弥(かずみ)さんが、父親の営む店を手伝い始めたのは20年前。脱サラして店を手作り、黙々と焼き鳥を焼く父の背中を見て育った。その父が体調を崩した時「この店を残したい」と短大卒業後、両親のもとで修行を積んだ。しかし若い末次さんの夢は“女性が一人でも楽しめるカフェ風の店”。8年前にコンテナを隣接し、工夫をこらして、昼と夜に対応できるようさまざまなスタイルの座席を手作りでもうけた。

『オムライス御膳』1,000円
 「でも、男性客の方がほとんどなんですよ」と笑う末次さん。一番人気の『お魚定食』をいただけば納得だ。日替わりの魚は目利きの父親が、柳川や大分から仕入れる。この日のイサキの煮付けは薄味で上品。丁寧な調理が味に表れている。カンパチの刺身もプルップルで弾力があり、鮮度の高さがすぐわかる。ごはんも粒が立って、漬物だけでも食べられそう。まるでお母さんがつくったような滋味深く優しい味なのにボリューミーな定食。女性客にもぜひ知ってもらいたい!

 クオリティーの高い定食を満喫していると、「実はカフェタイムをつくりたいんですよ」と末次さん。最近、カウンター席をつくった。女性客とコーヒーやスイーツを楽しみながらおしゃべりがしたい…コロナ禍だからこそ夢をかなえるチャンスが来た、と準備中だ。
 親子で営む『蛮屋~BANYA~』。一度聞いたら忘れない店名の意味は、家族中誰も知らないという。昼、カフェ、夜と大忙しの日々になるのももうすぐだろう。期待が膨らむ。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市大財5-8-12 MAP
■営業時間 <火曜~金曜>ランチ:11:30〜14:00/居酒屋・お食事:17:00~22:00
<土日祝>15:00~22:00 ※コロナ禍対応で変わるのでHPをチェックしてください
■TEL 0952-24-6518
■店休日 月曜
■駐車場 あり
■席数 30席 ※コロナ禍対応
■カード使用 カード不可、PayPay可
■喫煙
■Menu
【ランチ】
★サラダ・小鉢・みそ汁・ごはん付き
唐揚げ定食・チキン南蛮定食・みつせ鶏親子丼定食880円
ジャンボエビ&カニコロ定食1,000円
ホルモン鉄板定食1,280円

★鮮魚の一品・サラダ・小鉢・みそ汁・ごはん付き
お魚定食・お肉の定食1,000円

★鮮魚の一品・サラダ・小鉢・パイスープ・ごはん付き
パイスープ付きランチ(焼きカレー御膳・オムライス御膳)1,000円~ ほか

【軽食・単品】
やきそば650円・チーズピザ600円・チーズオムレツ620円・山芋鉄板800円・蛮屋ぞうすい530円・たまごチャーハン550円・ごはん&みそ汁セット400円・ごはん&パイスープセット680円 ほか

【テイクアウト】
唐揚げ弁当500円・やきそば600円・チキン南蛮弁当600円・カレーライス600円 ほか
※夜は居酒屋メニューになります(みつせ鶏の焼き鳥ほか一品料理多数)

外観外観

テイクアウトは注文を受けてからつくります☆

LINE : https://page.line.me/602hzqgn?openQrModal=true
HP : https://banya1982.amebaownd.com/
Instagram : https://www.instagram.com/banya.saga/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 17:00カフェレストラン居酒屋・バー定食弁当・仕出し洋食

2021年09月08日

「季節料理 魚喜」Vol.117

神埼の町に息づく100年の味
本場の旬を自由に楽しむ喜び

『松華堂弁当』2,500円
 佐賀市内から車で約20分、あたり一面佐賀平野が広がる神埼市の千代田町に創業101年を迎える料亭がある。『季節料理 魚喜』では、有明海名物のえつをはじめ、下関のふぐ、築地のまぐろ、北海道のカニなど全国から取り寄せた選りすぐりの旬の魚が並ぶ。

あらだき
 100年も続く料亭とは、と少し緊張していると、モダンな日本家屋の店内から人懐っこい笑顔の3代目・永原則昭さんが現れた。永原さんの祖父にあたる初代・喜六さんが、魚卸業を始めた大正9(1920)年頃は、町中を流れる筑後川の支流で運送業が盛んだったという千代田地区。川沿いには商家が約1㎞に渡って並び、船宿や料亭なども多くあったという。やがて仕出し屋メインの小さな割烹料理屋をつくり、芸妓さんが座席を盛り上げた時期もあった。まさに栄華を極めた千代田地区だが、時代の流れにより昭和40年代にはすっかり衰退してしまったそうだ。

食後のコーヒーとアイスクリーム
 「この100年間、続いたのは僕が一度ぶち壊したけん」と笑う永原さんは平成2年(1990年)に3代目就任。大阪の調理師専門学校時代は“よく遊び、よく学べ”を地で行った。全国を周って目と舌を肥やし、帰郷後、料亭で住み込みの厳しい修行を積んだ。就任時には「時代に取り残されちゃいかん」と、仕出し屋ののれんをはずし、店を大幅増設、大々的に料亭として店を構えた。祖父、父が築いてきた店とは趣の異なる店に生まれ変わらせ、流行の創作料理にもチャレンジ。どんどんアイデアを形にしたところ、女性客を主に話題を呼び、全国から客が訪れた。結果、売り上げ1億円が13年間も続いたという。

えつんこ南蛮漬け
 今でも自ら全国を飛び回り仕入れ、調理、経営を一挙に担う。「地元やけんってこだわりはなく、僕はただ味づくりと喜びづくりをしたいだけ。それは祖父の代から変わっとらんね」。豪快な語り、行動とは対照的にその料理はとても繊細だ。永原さんの楽しいおしゃべりも大きな魅力となっている。「スタイルや味は料亭やけど、基本は自由やけん、気軽に日本料理を楽しんでほしかね」。料亭の枠を超えた老舗の挑戦は、コロナ禍にも負けず続く。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 神埼市千代田町渡瀬2212-3 MAP
■営業時間 11:00~22:00(ランチ11:00~15:00) ※前日まで要電話予約
■TEL 0952-44-2142
■店休日 不定休
■駐車場 あり(30台)
■席数 60席(2021 9月現在/本来総席数は120席・個室6)
■カード使用
■喫煙 外に喫煙スペースあり
■Menu
【ランチ】
ふぐ定食・松華堂弁当・麺懐石(コーヒー・アイスクリーム付き) 各2,500円
カレーランチ(サラダ・コーヒー付き)1,000円

【季節のコース料理】
佐賀牛・イカの活き造り・竹崎ガニ・えつ・有明海海産物・ふぐ などコース料理5,000円~

【テイクアウト】
九州産黒毛和牛しゃぶ(1人前125g)2,500円
季節のお弁当各種1,600円~
次郎っ子カレー(板前のまかないカレー)4人前900g1,500円・7人前1500g2,200円
ほか ※価格は税込

外観外観

日本全国の美味しい味がそろってます☆

HP: http://kisetsu-uoki.jp/

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 16:27魚介・海鮮料理定食弁当・仕出し

2021年04月01日

「料庵 川松」Vol.114

佐賀の歴史に思いを馳せ
本格和食とおしゃべりを満喫

『えびす御膳』1,100円
 佐賀市の中心部、佐賀藩祖・鍋島直茂を祭る松原神社の東側に伸びる参道『新馬場通り』は、明治時代、門前町として栄えたエリアだ。松原神社は人々から日峯さんの愛称で親しまれ、通りの両脇には旅館や料亭、芝居小屋などが立ち並び、昭和30~40年代には佐賀一の繁華街として大いににぎわったという。
 その名残をとどめる元『旅館 松川屋』の向かいにある『料庵 川松』を切り盛りするのは、新馬場通りで育った川松範子さん、祐子さん姉妹だ。範子さん、祐子さんは2005年に結成された「佐賀ん町屋ば甦らす会」のメンバーでずっと通りの活性化に取り組んできた。2007年に縁あって、明治初期に建てられた旧旅館を5カ月かけて改築し、『料庵 川松』をオープン。姉妹は祖母の代から60年間続く、質屋『新古賀』を通りで営んでいたが、飲食業は初めて。不安も多かったが町を盛り上げたいという一心だったという。

『あらだき御膳』1,100円
 料理は板前がつくる本格和食。名物は街のあちこちに祭られている恵比須像にちなんだ、『えびす御膳』だ。少しずつ美味しいものを食べられるミニ懐石で、出汁のきいたやさしい味わいは特に女性客からの支持が厚い。
 活〆の鯛の刺身は弾力があり、コリコリとした食感で、今まで刺身が苦手だった客も喜んで食べるようになったそうだ。煮物鉢も各素材の味を生かすべく別々に炊き、盛り付けた炊き合わせで、とにかく手間と時間がかかっている。たった3センチ角の卵焼き一口で幸せ感を味わえる経験はそうそうない。
 魚料理にも定評があり、たっぷりの汁でコトコト煮込んだ、鯛のあら炊きは、身がホロホロとほどけ、薄味が身体にやさしく染みていく。骨までしゃぶる客もいるという話には、共感するしかない。

店内
 料亭クラスのリーズナブルな御膳に加え、評判なのが、範子さん、祐子さんとのおしゃべりだ。明るい姉妹のもとには一人暮らしの年輩客もよく訪れ、昔話に花が咲く。「身体も心も元気になって、笑顔で店を後にするお客様と接するのがやりがい」と声をそろえる仲良し姉妹。佐賀の知られざる歴史と魅力を知り、元気と癒しをもらえたひと時だった。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市松原3-3-31 MAP
■営業時間 昼11:30~14:00(OS)、夜はご予約のみ
■TEL 0952-27-3268
■店休日 火曜・木曜
■駐車場 あり ※隣の「新古賀駐車場」をご利用ください
■席数 テーブル4~5名がけ3席、カウンター5席 ※2階の個室は2名から予約、昼(御膳)は1,650円、懐石は3,300円のお料理から、団体20名
■カード使用 不可
■喫煙 不可 ※外に喫煙スペースあり
■Menu
【お昼の御膳】
小えびす御膳880円、かぶと御膳950円(数量限定)、あらだき御膳1,100円、えびす御膳1,100円、かるかん御膳1,650円、しんばば御膳2,200円、季節のかいせき御膳2,800円、白ごはんのおかわり100円

【季節のおまかせ懐石コース】
3,300円コース(全11品)、4,000円コース(全12品) ※ランチタイムはコーヒー付き

※テイクアウトメニューあり

外観外観

時を忘れて板前の味をじっくり楽しんで☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 10:30定食弁当・仕出し

2021年03月03日

「農家屋台 いい・麺亭」Vol.113

美味しくて、健康で、安くって…贅沢?
メイド・イン・米粉の“三瀬村”の恵み

『いい・麺定食』650円
 福岡市最北から、佐賀市最南まで一本でつなぐ国道263号線。その中間、県境に位置するエリアが“三瀬村”だ。背振山系の標高約400mの山間部にあり、夏は避暑地となる高原で、佐賀・福岡いずれの中心地からも車で約1時間というアクセスの良さから、週末は観光客でにぎわう。今回は『さがファン』で三瀬村のアンテナショップとなる『みつせファン』が出来ると聞いて訪れた。

『そば風定食』500円
 もう何百回も三瀬村を山超えして福岡から佐賀へと通っていたが、「ここが初の三瀬のクチコミグルメの取材店」と言われて驚いた。存在に気付いていなかったのだ。『農家屋台 いい・麺亭』。国道が広いせいか、木の看板を見過ごしてしまうことも多いようなので気を付けて。ここは農家屋台でもあるけれど実は、知る人ぞ知る、希少な“米粉麺専門店”なのである。

 屋台風の店に入ると木の温もりあふれる空間の中、優しい店長さんが出迎えてくれた。藤野あけみさん。生粋の三瀬っ子で、「三瀬村を盛り上げたい」と定年後に始めたご主人が始めたプロジェクトに付き添った。

『和風ちゃんぽん』650円
 2011年、もともと農業を営んでいたご主人が始めたのは佐賀の特産でもある米を使った麺の生産だった。健康を意識し、どんな世代でもアレルギーがある人でも食べられるものを…と自社工場で独自の米粉をつくり上げた。
 米粉を使った麺はモチモチしていながらも、喉ごしが爽やかなのに、シコシコとした強い食感もある。昆布やかつお、いりこを使った滋味深いスープとともに、ツルッと胃におさまっていく。ひとこと優しくて美味しい!小麦粉アレルギーのお子様のリピーターも多いという。

 米粉の天ぷらは、まるで素揚げのようなサクサク感!撮影で時間が空いたが、麺は伸びておらず、天ぷらは揚げたて状態。お腹いっぱいなのに、かる~い食感でいくらでも食べられてしまう!?
 “優しい定食”はたくさんあるが、大自然の中でいただく『いい・麺亭』の定食は、身体、心、そして見た目など五感、お財布…すべてに優しい。贅沢ですね、と言ったら、藤野さんにこれが当たり前よ、と笑われた。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市三瀬村三瀬2768-8 MAP
■営業時間 11:00~14:30(OS)~15:00
■TEL 0952-56-2304
■店休日 火曜
■駐車場 10台(「みつせの里」の駐車場も利用可)
■席数 18席
■カード使用 不可
■喫煙
■Menu
【麺・すべて米粉麺を使用】
各うどん(きつね・肉・月見・わかめ・カレーほか)500円~、
みつせ鶏うどん・焼きそば・あんかけ米粉麺・和風ちゃんぽん ほか各600円~
【定食】
麺亭定食(ごはん・みつせ鶏入り米粉のコロッケ・天ぷら・小鉢・漬物付き)650円、そば風定食(ごはん・漬物付き)500円 ほか
【単品】
みつせ鶏入り米粉のコロッケ250円、おにぎり2個150円 ほか

※季節限定メニューあり

外観外観

おうちレシピもたくさん提案しています☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 15:17定食うどん・そば

2020年09月18日

「佐嘉神社記念館 喫茶 四季」Vol.107

今日のおかずは何だろう?毎日日替わり!
本格シェフがつくる超穴場ランチ

『本日の日替わりメニュー』アジフライ
 佐賀市内の中央に鎮座する『佐嘉神社』。現代に通じる佐賀という街をつくった、幕末の名君・佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社であることは、佐賀県民なら誰でもご存知であろう。神社内にはさまざまなご利益が得られる社が並び、八社詣巡りも県外の観光客に人気だ。

とり天丼 600円
 そんな神社にランチ処があるとは?神社って普通ぷらっと参って、帰るよね…と訪ねてみると…、ゴージャスに輝くシャンデリア、真っ白な円卓の先には、緑豊かな日本庭園! そう、通常は祈願や結婚式の後に会食を行う場所。そこが『佐嘉神社記念館 喫茶 四季』。
 佐嘉神社記念館の営業を務める、水田孝嘉さんに聞けば、ランチは先代の宮司の提案で8年前から行っているそう。しかし、なかなか周知されていないのだとか。『喫茶 四季』の驚くべきランチメニューは、なんと、毎日『本日の日替わりメニュー』が変わること。
 メニューの内容は毎朝11時にFacebookページにアップされ、平日はほぼ常連さんでにぎわう。

ミニコーヒーとソフトクリーム
 そのメニューを考案し、つくっているのは他でもない、もともと記念館で腕をふるうシェフたちだ。和洋中なんでもござれ。特別な料理をつくる本格派の手にかかると、定食もひと味違う。取材日の日替わりメニュー『アジフライ』をいただいたが、一尾を箸でつかめないほどの肉厚さ、揚げたてサックサクにほおがほころんだ。ボリュームが欲しい客のために、お吸い物の代わりにうどんという配慮もうれしい。しかも、やさしい出汁の味がしみる。野菜や小鉢もあり、よくある、パンチの効いた味の濃い定食ではないのだ。

 これでコーヒー&デザート付きで600円?清々しい気持ちで神社に参り、非日常空間で栄養バランスのとれた定食をいただく…こんなスタイルがあったのか!「佐嘉神社は市民の憩いの場です。ランチで少しでもにぎわってくれれば」とはにかんで語る水田さん。BBQ等、店名の『四季』にまつわるイベントも多く開催しているという。穴場とよく言うが、ここは開かれた超穴場、ぜひご利用を。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀県佐賀市松原2-10-43 MAP
■TEL 0952-24-4122
■営業時間 9:00~18:00(ランチタイム11:30~13:00OS)※テイクアウト弁当は10:00まで予約、11:30~13:30(ドライブスルーOK)
■店休日 水曜 ※ランチは土日祝休み
■駐車場 あり
■席数 40席
■カード使用 不可
■喫煙 不可
■Menu
【ランチ…all 600円(ミニコーヒー・ソフトクリーム付き)】
■本日の日替わりメニュー
■定番メニュー(カレー・牛丼)

【カフェメニュー】
ドリンク500円~

【テイクアウト弁当メニュー】
揚げ物・焼き魚・煮魚・カレー・牛丼・カツ丼・オムライス・カルビ丼・中華そば・冷やし中華・冷やしそば・冷やしうどん・焼きそば 500円
うなぎ丼 700円
手作りプリン 3個500円

【その他】
寿弁当・鉢盛・仏事弁当

外観店内

コロナに負けずいろんなイベントを楽しんで☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 11:39カフェレストラン定食弁当・仕出し洋食

2020年03月04日

「居酒屋 兜野(かぶとや)」Vol.102

これこそ究極の“映え”メニュー!
インパクト抜群の兜焼

兜焼カンパチ(900円)、鯛(800円)
 出てきたのは目がギョロッと光る、魚の頭。 魚好きには大好物とされ、しかもコラーゲンたっぷりという部位だが、ほとんどの人は手を出さないのではないだろうか。
 店主の立部誠一郎さんが『兜野』をオープンしたのは2018年3月。外はカリッと中はフワッと、水蒸気と熱風によるスチームコンベクションという調理法で仕上げた、この名物料理!現在、同じく人気メニューとして双璧をなす、『鉄板ハンバーグ』も同じスチームレンジで調理をしているという。

『鉄板ハンバーグ』900円
 「魚をメインにお客様がつくってと言われる料理をすべて出せる店をつくりたかったんです」と少年のような表情で笑う立部さん。『兜焼』も鮮魚店に勤める同級生から「頭はいくらでもあるけん、出さんね」という軽い一言がきっかけで、魚の頭は捨てるものという常識の逆発想から生まれたメニューだ。

 小料理店に勤める母の背中を見て育ち、ボスであるマスターに憧れていた立部少年。高校の野球部の仲間たちに料理をふるまった。部活が終わった後は、小料理店で母と一緒に厨房に立ち、マスターの包丁さばきをひたすら見て、調理を学んだ。「いずれマスターのようにカッコいい料理人になりたい」と夢がふくらみ、高校卒業後、企業に就職し社会勉強をしながら、夜はバーで接客の技を磨いた。
 20代前半で「あえて一番難所とされる日本料理から始めたい」と寿司屋に弟子入り。ただでさえ厳しい世界だったものの、「振り返れば、いつも二足のわらじ状態だったんですよね」と立部さん。レストランと寿司屋、魚屋と居酒屋…とひとつのジャンルにしばられることなく、一日中懸命に腕を磨いた。

『シシリアン丼』(サラダ・みそ汁付き)750円
 店名の「兜」は愛する息子たち、「野」は今も続けている大好きな野球を想ってつけたという。『兜焼』も最初は驚いていた女性客たちが、携帯を取り出して写真を何枚も撮った後、おいしいおいしいと豪快にかぶりつく姿を見るのが楽しい、と立部さん。魚料理専門店でもあり、居酒屋でもあり、レストランの要素もある。「日常の中で驚きと、『兜野』に来ればなんでも好きな料理が食べられるという安心感。そんな存在でありたいですね」


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市中央本町7-8 MAP
■TEL 080-1768-5929
■営業時間 11:30~13:30OS/17:30~23:00OS
■店休日 日曜
■駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
■席数 30席(カウンター・テーブル・小上がり)
■カード使用
■喫煙
■Menu 【ランチ】
■海鮮丼1,300円 ■ステーキ丼1,300円 ■海鮮ユッケ丼850円 ■野菜カレー丼800円 ■鳥天丼650円 ■茶そば600円 ほか
【魚】
■刺身盛り合わせ(2人前~)1,600円~ ■海鮮カルパッチョ1,000円 ■ホッケ焼き900円 ほか
【サラダ】
■豆腐サラダ600円 ■ジャコサラダ550円 ほか
【焼き物】
■ネギ塩牛タン700円 ■牛カルビ焼き900円 ほか
【一品もの】
■チキンステーキ800円 ■ホルモン鉄板700円 ■牛すじ煮込み700円 ■だし巻き卵600円 ■揚げだし豆腐500円 ほか
【揚げ物】
■鶏唐揚げ600円 ■ちくわ磯部揚げ450円磯辺揚げ450円 ■にんにく丸揚げ400円 ほか
【麺】
■塩焼きそば(温玉のせ)700円 ■茶そば650円 ほか
【デザート】
■アイス各200円 ■ミニたいやきアイス添え300円
※おつまみ、おにぎりなどサイドメニュー多数
【ドリンク】
■生ビール500円~ ■焼酎グラス500円~、ボトル2,000円~ ■地酒500円~ ほか

外観

2時間半飲み放題コースは4,000円から☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 18:30居酒屋・バー魚介・海鮮料理定食

2018年10月01日

「寅ちゃんうどん」Vol.88

シンプル、だけどディープ
いいとこ取りの佐賀創作うどん

肉うどん 600円
 佐賀駅改札口から徒歩1分、今年で創業41年の『寅ちゃんうどん』。駅のうどん屋といえば早い、安い、味は普通というメージが強いが、「うどんは出汁。和風出汁はどの料理よりも奥深い」と店長の石井洋義さんが語るように、研究を重ね続け開発した唯一の味が、毎日平均200人もの胃袋を満たし続けている。

焼うどん 680円
 佐賀・神崎で140年余りの歴史を持つ、井上製麺による国内産100%の自家製麺に加え、脊振山系の天然マイナスイオン水を使用。出汁は北海道の昆布、鹿児島のカツオ、瀬戸内のイリコからとる。モチモチの食感にツルっとしたのど越し、透明で美しく滋味深い味わいのスープ。お隣・博多のやわ麺でもなく、讃岐のようにコシが強くもない。「佐賀うどんという定義はないですが、いいとこ取りですかねえ」と笑う石井さん。麺から塩分が溶け出し、ちょうど良い加減で出汁のうまみを吸うようにゆで時間を徹底して考えて決め、夏と冬とでは麺の太さも変えているという。

 実は石井さん、『寅ちゃんうどん』の前は欧風カレーの聖地といわれる『白山文雅』の厨房に立っていたことも。小さい頃から料理好きで、文雅のカレーの味に衝撃を受けて店に頼み込む形で修行に励み、ある日『寅ちゃんうどん』に立ち寄ったところ、再び味に衝撃を受け、門を叩いたのだとか。人気のカレーは文雅時代の経験が大いに生きている。

カレーセット 720円
 身体にスーッとおさまっていくような、一言でいうと優しいうどん。思わずスープも全部飲み干していたが、喉は全然乾かない。「思惑通り(笑)!お椀が空っぽになっているのを見るのが一番のやりがい」と石井さん。 7年前の店長就任時、水、麺、素材を見直し、メニューを一新。「麺ありきのうどんですが、出汁や素材すべてを麺が巻き込んで初めて美味しい『寅ちゃんうどん』になるんです」。まるで少年のようにキラキラした瞳で語る石井さん。美味しいうどんとは「毎日食べても飽きないうどん」だそう。うどん…、深い。


店内店内
店内店内

DATA


■住所 佐賀市駅前1-11-1えきマチ1丁目佐賀(東館) MAP
■TEL 0952-23-2641
■営業時間 10:00~20:30OS
■店休日 無休
■席数 52席(カウンター・テーブル・小上がり)
■カード使用 不可
■駐車場 JR佐賀駅南口駐車場えきマチ1丁目佐賀駅東パーキング(駐車場券発行有)
■喫煙 禁煙
■Menu かけうどん380円、丸天うどん430円、ゴボ天うどん430円、カレーうどん510円、釜揚げうどん520円、山かけうどん600円、肉キムチ700円ミックスうどん800円、トッピング(とろろ昆布、玉子など50円~)、かしわおにぎり、いなり各2個200円 ほか ※そばメニューあり(+20~30円)

麺・スープ・トッピングのお持ち帰りもどうぞ☆

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 17:00定食うどん・そば

2018年07月02日

「ファームリンク金星屋」Vol.85

美味しいは当たり前、一瞬…リゾート?
『金星佐賀豚』の直営レストラン!

金星佐賀豚ロースかつ定食 1,200円(単品1,000円)
 佐賀県南西部、「月の引力が見える町」のキャッチコピーで有名な太良町。穏やかな海に抱かれた小高い丘には、みかん畑が広がる。そのほか牡蠣、竹崎カニなど全国から注目されるご当地グルメがいっぱい。実は養豚も盛んな地域だとご存知だろうか?

ホットドッグ 450円(ポテト、ドリンク付き 850円)
 スーパーの精肉コーナーに行くと見かける『金星佐賀豚』のラベル。自然に囲まれた多良岳山系の中腹で、丹精込めて育てたブランド豚だ。今や30ヘクタールの広大な農地を持ち、豚の飼育から加工までワンストップで手がけるようになったのは『永渕ファームリンク』。疲労回復に良いとされるビタミンB1を牛肉の約10倍含み、※haccp(ハサップ)認定、数々のミートフェアでの受賞歴も多い。

 “健康第一”をスローガンに掲げ、祖父、父親や叔父の背中を見て育った工場長の永渕雄輝さん。初めての直営店&レストラン『ファームリンク金星屋』の運営を任された。場所は大和IC下りてすぐ、国道263号線からちょっと脇に入ると、広がる佐賀平野の中、こんもりとした緑が見えてくる。レンガ仕立ての建物。美しく刈った芝生に生えるバナナの樹。ココはどこか東南アジアのリゾートホテルか?隠れ家風を超えた森の中の小屋か…?「お肉屋さんのイメージをくつがえしたかった」と永渕さん。

スノーアイス 500円
 ええ、誰も肉屋とは思わないですよ。扉を開ければ特注ショーケースに並ぶ、美しいお肉たち。また洋風テラスでいただく和定食、このギャップも楽しい。まるでちょっと海外リゾートに滞在しているようだ。
店には近所の奥様方がスーパー感覚で集う。『金星佐賀豚』ブランドのお肉を、オシャレな空間で、お安く手に入れ味わえるなんてうらやましい限り。

 『ファームリンク金星屋』の強み、それは主婦パワー。メニューはすべてパートさんの発案で、今、人気急上昇中のカレーやトンカツの肝となるタレも、テイクアウトのお惣菜も、すべて主婦パートさんが手掛けているという。試食も嬉しいサービス!電話一本で、揚げたてカツも提供してくれる。いつも思うけど、近所にこんな店があればなあ…。


店内店内
店内テラス

DATA


■住所 佐賀県佐賀市鍋島町蛎久883 MAP
■TEL 0952-37-1672
■営業時間 10:30~18:30(カットや揚げのOSは、18:00まで)
※ランチタイム11:30~15:00(OS14:30)
■店休日 水曜
■駐車場 18台
■席数 店内25席(テーブル・カウンター)、テラス12席
■カード使用 可 ※店内禁煙
■喫煙 不可
■Menu 【ランチ】金星佐賀豚ロースかつ定食、金星佐賀豚鉄板生姜焼き定食、各1,200円(単品1,000円)、金星佐賀豚ヒレカツ定食(※1日5食限定)1,500円(単品1,200円)、金星佐賀豚モモカツ定食1,100円(単品900円)
【単品】金☆星カレー(サラダ付き)780円~、金星佐賀豚☆ソーセージプレート980円
【テイクアウト】金星佐賀豚ホットドック450円(ポテト、ドリンク付き850円)、メンチカツ100円、とんから500円、トンカツ450円
ほか

外観

ファミリーイベントも実施しています☆

★『金星佐賀豚』とは…?ホームページは→コチラ

取材:森泉敦子

  


Posted by さがファンショッピング  at 09:04カフェレストラン定食

2015年11月30日

Vol.56 定食屋「お食事処 かみや」

食材は一級、家庭の味に心温まる
キクエおばあちゃんの愛情飯

オムライス

 車を走らせれば、右に左にちゃんぽん、ラーメンの看板が躍る。国道34号線、武雄北方ちゃんぽん通り、「お食事処かみや」。口コミで評判が広がり、地元では知らぬ人はいない、県外からも多くの客が訪れる有名店だ。

カツ丼 昭和37年(1962年)、初代キクエおばあちゃんが旅館兼食堂として創業。元々農家だったが、六角川の堤防工事に伴って立ち退いた先が北方駅近くの旅館付きの土地だった。40代、子ども4人抱えての人生再スタート。一から免許を取得し、旅館に食堂にと必死で走り回った。昭和53年(1978年)、車社会の発展と同時に現在地に移転した。

 現在93歳。体調の良い日は店にも顏を出す。厨房を預かるのは女将の小路丸初恵さんと息子の貴之さん。たった2人で1日何百という客をさばく。豚は若楠ポーク、牛は佐賀牛、鶏はありたどり。食材は佐賀ブランドで固め、お米も契約農家に作ってもらっているという徹底ぶり。もちろん野菜も佐賀産だ。

オムライス 平日の昼にはサラリーマンが行列を成す。一番人気はカツ丼。朝は4キロ塊の豚下ロースを50人分に手作業でカットすることから始まる。1枚80g。手が覚えているのだろう。
 醤油べースに昆布、みりんを加えて長時間煮詰め、辛みを飛ばしたカツ丼のタレは1~2日寝かして継ぎ足す。これこそがおばあちゃんの秘伝のタレだ。甘辛いタレにとろとろ半熟卵、それがサクサクの揚げたて豚カツに濃厚に絡み、胃に重いうまみが広がる。

 アッサリ味のちゃんぽんも捨てがたいが、3番推しのオムライスを。ケチャップライスには豚肉を使用。適度な脂と甘さを含んだライスに自家製ケチャップソースの酸味が相まって、何だか懐かしい味わい。スプーンが止まらない!

 ちゃんぽんのスープを隠し味に使ったカレーのファンも多い。かみやの料理はすべて家庭を思わせる味なのだ。それも昔からの。1人で食べていても食卓を囲んでいるような。温かく清潔な雰囲気も美味しさに一役買っている。


店内店内

DATA

■住所 佐賀県武雄市北方町志久96-6 MAP
■TEL 0954-36-2915
■営業時間 10:30~15:00/17:00~20:00OS
■店休日 日曜
■席 約60席(テーブル席、小上がり)
■カード使用 不可
■駐車場 26台
■喫煙
■Menu ちゃんぽん620円、カツカレー(みそ汁付き)770円、やきめし(みそ汁付き)620円、豚カツ定食・ハンバーグ定食1,000円、野菜炒め定食950円、肉うどん570円 ほか ※ランチタイムはコーヒーサービスあり

外観外観

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Posted by さがファンショッピング  at 17:00定食